病院や介護施設での暴力・ハラスメント
病院の入院患者や介護施設の入居者・家族による暴力・ハラスメントの案件が増えています。
看護師へのあるアンケートでは、「自分がハラスメントを受けた」と回答したのが6割を超え、「他の人がハラスメントを受けているのを見たことがある」と回答したのが、約3割だったそうです。というと、9割を超える看護師がハラスメントを経験しているということになります。福岡県庁では、「在宅の医療及び介護事業所のための暴力・ハラスメント対策マニュアル」を作成して県内の事業所に配布して活用を促しているようです。大変参考になる資料ですので、是非ご位一読ください。暴力・ハラスメントが根絶するような対策はありませんが、病院や介護施設の運営側も日ごろから利用者や家族へ事前に暴力やハラスメントは防止への協力依頼をする、実際発生した場合の記録を取って、毅然と対応することが求められると思います。
